桜もほころび始めたここ鈴鹿で2004年全日本F3選手権が開幕を迎えた。
今期広島の名門ナウモータースポーツから#33をつけてF3デビューを果たす池田は、前日に行われた公式練習を総合6番手で終え、開幕にむけ調子の良さを周囲にも十分アピールした。
そして迎えた第1戦の予選、コースイン早々から#1アンティヌッチが従来のコースレコードを更新する走りで魅せると、#7山本が#8中嶋が#10オリベイラらが、次々とコースレコードを更新しタイムボードが目まぐるしく入れ替わるという白熱した戦いでの開幕となった。池田も周回毎にタイムを上げ、安定した走りを続ける。
昨年、池田と共にFTシリーズを走りチャンピオンを獲得し、今年トムスからF3参戦を果たした#8中嶋がここでトップに浮上!池田も負けじと迫れるか!?15分間の予選の終了時間が迫り各車最後のアタック合戦へ、池田も果敢に攻めタイムアップは果たすものの順位を入れ替えるまでにはいたらず、結果第1戦の予選は10位でチェッカーを受けることとなった。
この開幕では1位と2位がまったくの同タイムをたたき出し、今シリーズが面白いものになりそうだと早くも感じさせる予選となった。
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