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2006 SUPER GT
 ROUND6 鈴鹿サーキット(ポッカ1000km)


公式予選レポート


レースウィークに入り、九州に台風が上陸したこともあり、その影響から金曜日はサーキット上空は厚い雲に覆われ、時よりスコールのように降り出した豪雨のために赤旗が多く出される荒れた走行となった。土曜日に行われた予選では雲に覆われているもののドライコンディションでの走行が行われた。

#55 DHG ADVAN FORD GTは、この鈴鹿のため今季F3に参戦している石浦選手を加え、1000キロを3人で戦うことになる。まずは午前に行われた予選1回目、実は鈴鹿の開幕戦を走ることができなかったために鈴鹿のレースは初めてとなるFORD GT。ドライのセッティングを確かめつつ光貞選手がアタックを繰り返す。池田も500クラスとの難しい混走時にアタックをし、この第1予選終了時にクラス15番手。#55 DHG ADVAN FORD GTの明日の決勝グリッドが決まった。
午後に行われた予選2回目とスーパーラップの結果より、SGT 300クラスのPPは#52 プロμ太陽石油 KUMHO セリカとなった。

明日は、朝のフリー走行後、午後13時より1000キロの決勝レースが行われる。



SGT300 2006/8/19 予選総合 鈴鹿サーキット (5.807km) Cloudly/Dry
pos No EAM DRIVER BEST TIME GAP TIRE WH
1 52
プロμ太陽石油 KUMHO セリカ 竹内/嵯峨/澤 2'07.126
KH +2
2 19 S ウェッズスポーツセリカ 松田/脇阪 2'07.720 0.594 YH 5(+1)
3 13 S エンドレス アドバン CCI Z 影山/藤井 2'07.835 0.709 YH 35
4 5
プロμマッハGOGOGO車検320R九州 玉中/筒井/渡辺 2'07.873 0.747 YH +2
5 47
吉兆宝山 DIREZZA Z 長島/安田 2'08.642 1.516 DL +1
6 62
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原/黒澤 2'08.700 1.574 YH 10
7 7 S 雨宮アスパラドリンクRX7 山野/井入/山路 2'08.772 1.646 YH 35
8 46 S 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木/番場 2'15.567 8.441 DL 40
9 27 S direxiv ADVAN 320R 蜜山/谷口 - - YH 70
10 101
TOY STORY Racing MR-S 新田/高木 - - MI 5
11 2 S Privee Zurich・アップル・紫電 高橋/加藤/吉本 2'09.554 2.428 YH 70
12 88
アクティオ ムルシェ RG-1 マルコ/桧井/古谷 2'09.661 2.535 YH 10
13 11 S JIM CENTER FERRARI DUNLOP 田中/青木 2'09.771 2.645 DL 10
14 14
ハンコックエンドレスポルシェ 木下/峰尾/砂子 2'09.772 2.646 HK 5(+1)
15 55
DHG ADVAN FORD GT 光貞/池田/石浦 2'10.079 2.953 YH +1
16 10 S T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 ヒロミ/尾本/山田 2'10.101 2.975 DL +2
17 87
トライク ムルシェ RG-1 山西/WADA-Q/余郷 2'10.108 2.982 YH 10
18 910
洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR 植松/菊池/坂口 2'10.438 3.312 YH
19 110
TOTAL BENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田/菅/壺林 2'10.530 3.404 YH 5
20 9
LeyJun ADVAN モスラーMT OSAMU/田中 2'10.762 3.636 YH
21 96
EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤(琢)/黒澤(翼) 2'11.115 3.989 DL 10
22 70
外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋/伊橋/山岸 2'12.111 4.985 YH
23 111
RodeoDrive WAKO'S GT3 飯島/ガッツ/滑川 2'15.648 8.522 YH
- 777 S 梁山泊 apr MR-S 田中/大嶋/小林 2'11.431 4.305 MI
カーナンバーの横にある印  S・・・シード権保持車両 ※・・・ワイルドカード参加車両
DRIVERの横にある☆印・・・ベストタイムを出したドライバー
TIRE・・・YH(ヨコハマ)、DL(ダンロップ)、MI(ミシェラン)、HK(ハンコック)、KH(クムホ)
WH欄・・・ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)

池田のコメント


金曜日は、天候が悪くてなかなか思うように走ることができませんでしたね。でもチームのみんなが頑張ってくれているので、どんどんマシンの状態は良くなってきています。今回は1000キロなので、いかにトラブルなく走りきれるかでチェッカーをどのポジションで迎えられるかが決まると思うので、がんばっていきますので応援よろしくお願いします。





決勝レポート


金曜日に行われた豪雨の練習走行から一転、真夏の装いが戻ってきた三重県鈴鹿サーキットで8月20日SUPER GTシリーズ第6戦 鈴鹿1000キロの決勝日を迎えた。
朝一に行われたフリー走行でマシンのチェック走行を行い、今回の1000キロではドライバー3人体制でのレースのためピットでドライバー交代の練習を繰り返し、決勝に備えた#55 DHG ADVAN FORD GT。

午後の決勝スタートを迎え、昨日の予選結果からクラス15番手のグリッドにマシンをとめた。決勝スタートを務めるのは光貞選手、池田は2番目とチェッカーを受ける5番目の走行を予定していた。予定時刻13時にローリングスタートが開始、ピットモニターでじっとスタートを見つめる池田。#55 DHG ADVAN FORD GTは、スタートから順調にポジションをアップし、20周の周回を迎える頃にはクラス6番手にまで上昇。スタートから1時間が経過し各チームピットインが始まったこともありクラス2番手を走行する#55。30周目、池田がメットを被り光貞選手のピットインを待っていた最中アクシデントが!モニターにフロント部分がない#55の映像が映し出され緊張感が走るピット。500クラスのマシンと接触、自力でピットに戻ってきた#55だが頭からガレージにマシンを入れ、そのまま復帰することなくレースを終えた。


SGT300 2006/8/20 決勝結果 鈴鹿サーキット (5.807km) Fine/Dry
pos No EAM DRIVER BEST TIME GAP TIRE WH
1 52
プロμ太陽石油 KUMHO セリカ 竹内/嵯峨/澤 160
KH +2
2 27 S direxiv ADVAN 320R 蜜山/谷口 159 1Lap YH 70
3 101
TOY STORY Racing MR-S 新田/高木 159 1Lap MI 5
4 7 S 雨宮アスパラドリンクRX7 山野/井入/山路 158 2Laps YH 35
5 2 S Privee Zurich・アップル・紫電 高橋/加藤/吉本 158 2Laps YH 70
6 47
吉兆宝山 DIREZZA Z 長島/安田 158 2Laps DL +1
7 62
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原/黒澤 158 2Laps YH 10
8 46 S 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木/番場 157 3Laps DL 40
9 11 S JIM CENTER FERRARI DUNLOP 田中/青木 157 3Laps DL 10
10 110
TOTAL BENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田/菅/壺林 156 4Laps YH 5
11 70
外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋/伊橋/山岸 154 6Laps YH
12 910
洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR 植松/菊池/坂口 153 7Laps YH
13 9
LeyJun ADVAN モスラーMT OSAMU/田中 153 7Laps YH
14 777 S 梁山泊 apr MR-S 田中/大嶋/小林 152 8Laps MI +2
15 111
RodeoDrive WAKO'S GT3 飯島/ガッツ/滑川 142 18Laps YH
16 13 S エンドレス アドバン CCI Z 影山/藤井 133 27Laps YH 35
17 87
トライク ムルシェ RG-1 山西/WADA-Q/余郷 120 40Laps YH 10
18 5
プロμマッハGOGOGO車検320R九州 玉中/筒井/渡辺 118 42Laps YH +2
19 19 S ウェッズスポーツセリカ 松田/脇阪 115 45Laps YH 5(+1)
- 14
ハンコックエンドレスポルシェ 木下/峰尾/砂子 106 54Laps HK 5(+1)
- 88
アクティオ ムルシェ RG-1 マルコ/桧井/古谷 76 84Laps YH 10
- 55
DHG ADVAN FORD GT 光貞/池田/石浦 30 130Laps YH +1
- 10 S T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 ヒロミ/尾本/山田 7 153Laps DL +2
- 96
EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤(琢)/黒澤(翼) 2 158Laps DL 10

Fastest Lap No.19 ウェッズスポーツセリカ 2'08.824 59/115 162.27km/h
ペナルティ No.62,87,110 (ドライビングスルー)

カーナンバーの横にある印  S・・・シード権保持車両 ※・・・ワイルドカード参加車両
DRIVERの横にある☆印・・・ベストタイムを出したドライバー
TIRE・・・YH(ヨコハマ)、DL(ダンロップ)、MI(ミシェラン)、HK(ハンコック)、KH(クムホ)
WH欄・・・ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)

池田のコメント


残念な結果でした。スタートから光貞さんが順調にポジションを上げていてあのままトラブルもなければ表彰台も見えていましたし、なにより走りたかった。なにより日本で組み上げたこのマシンで1000キロを走りきることができれば、チームにとっても大きな財産となったはずなので、残念です。でも着実にマシンはいい方向へと向かってきていることがアピールできたはずなので、残り少ないですが優勝を目指しがんばっていきます。