午前中に行われた予選1回目では、コースオープン後もピットアウトせずに時間を見計らう昨日のトップタイムを叩き出した＃55 DHG ADVAN GT。全車コースインし、予選も残り時間が半分をきった頃にいよいよアタックを開始。光貞選手によるアタックでは計測2周で4番手に浮上、500クラスとの混走では池田がマシンに乗り込みアタックした。結局混走時にはどのチームも順位の変動がなく、＃55 DHG ADVAN GTはクラス4位のまま今季2度目のスーパーラップへの出走権を獲得した。

午後になり曇り空のまままずは15分間の専有走行が行われ、＃55は光貞選手のドライブのもとトップタイムを出し、スーパーラップへと進んだ。予選1回目での10番手タイムを出したマシンからアタックを開始、7番目に＃55がアタックへ。ステアリングを握ったのは光貞選手、池田はじっとピットモニターでその走りを見つめていた。各セクターをそれまでのトップタイムを上回るハイペースで周回するFORD GT。全10台が走り終えた際には唯一の1分53秒台を叩き出し、見事ポールポジションを獲得した。

スーパーラップをトップで通過した＃55 DHG ADVAN FORD GTだったが、走行後の車検により車両違反の箇所がみつかり、本日の予選タイムをすべて抹消という措置がとられた。その後、チームにより出された決勝レースへの出走嘆願書により「再車検後の合格」を条件に、最後尾グリッドからのレース出場が許可された。このような結果となったが池田を含むチームは新たに気合を入れて、明日の決勝を戦っていきます。

残念です。しかし結果は結果として受け止め、チームも気持ちを入れ替えて決勝レースを戦います。最後尾からのスタートとなるかと思いますが、こうなったら1台でも抜いてガンガンいきます。応援、よろしくお願いします。

昨日、予選をトップで通過したが車両違反からタイム抹消になった#55 DHG ADVAN FORD GTにマシンが決勝グリッドの最後尾についた。スタートを務めたのは光貞選手、序盤から順調に順位を上げ5周目には早くもクラス10番手へ。
17周目にはそれまで壮絶な6番手争いをしていた＃87 トライク　ムルシェ RG-1と1コーナーへサイドバイサイドで進入。6番手に浮上したが進路を失った＃87に対するペナルティが、後に出されドライビングスルーペナルティを消化した際の順位はクラス8番手。26周目に池田へドライバー交代、その後安定した好ラップで走り続けた
池田は37周目には＃77を、またレースも残り少なくなった51周に＃7をパスしクラス4番手へ。その後も依然速いラップペースを刻み果敢に攻め、総合19位クラス5番手でチェッカーを受けた。

昨日、結果的には予選タイムを抹消されてしまいましたが、走ってみての茂木でのマシンの仕上がり具合からチーム全体が自信を持っていたし、スタートから光貞さんが飛ばしてくれたので、なんとしても僕はチェッカーを受けないと・・・と。最終周前にせっかく4番手に上がったのに、ミスしてしまってポジションを落としてしまいました。悔いは残りましたが全体を考えると、レースをした！という1日でした。