2006 ALL JAPAN F3CHAMPIONSHIP ROUND1,2 FUJI SPEEDWAY
【Round1 予選結果】 【Round2 予選結果】 【Round1 決勝結果】 【Round2 決勝結果】 【ランキング】
関東でも桜が咲く4月1日、全日本F3選手権がここ静岡県富士スピードウェイで、開幕ランドを迎えた。 池田大祐は、ここにきて事前テストを何度か走っているF3新規参戦チームの「エクシードモータースポーツ」よりカーナンバー#75をつけて参戦することが決まった。金曜日の事前テストでは、マシンのセッティングを繰り返し試しながらの走行を続け、総合で9番手につけた。真っ黒いカーボン地にカーナンバーだけをつけて今季初のF3予選アタックを開始した#75池田。コースイン直後は、タイヤを温めながらのアタックのタイミングを計る。そして、5周目にベストタイムを出し中番手にくるも、他車も後半にタイムを伸ばし、池田は第1戦目の予選を10番手にて終えた。
続いて10分間のインターバルをあけて行われた全日本F3選手権第2戦予選。 路面状況が良くなった早々に池田はコースインを開始し、ニュータイヤでアタックを開始する。開始2周目、この週の自己ベストである1'37.346をマークする。しかし、後半になるにつれ、セクターベストを出すもまとめ切ることができず、タイムが伸び悩み明日決勝が行われる第2戦の予選は、11番手に留まった。
昨日の練習走行から富士にあわせたマシンつくりを続けてきて、今日の予選でしたが一発のタイムを出し切ることができませんでした。シングルでの順位を目指していたんですが、あとわずかでしたね。今日の決勝ではうまくこのマシンなりに一つでも上位を目指していきます。なによりも今回参戦できることを嬉しく思っています。
4周目、5周目に1つずつポジションをあげ12位に。レースも折り返しを過ぎた8周目に中段グループでのバトルによる接触から池田は10位まで浮上。しかしレース後半にはマシントラブルのためかラップタイムが伸び悩み、一時は9位にまであがるも最終ラップでミスのためにコースオフ、結果ポイント圏内である10位でチェッカーを受けた。
スタート早々には自分のミスでポジションを落としてしまいました。それを挽回しようと攻めていきましたが、途中からマシンに不具合がでてきて、状況変化に対応し抑えての走りになってしまいました。でもポイントをとり、抜くことができたレースだったので、今後も攻めの姿勢を忘れないようがんばっていきます。
13時5分のフォーメーション開始直前にコース上を厚い霧が覆い、スタートは一時中断となる。その後天候の回復をグリッド上でただ待ち続けるマシン、ドライバー達。時間がただ過ぎ去り、13時55分にようやくSCによる先導のもと、フォーメーションラップが開始された。レース周回は当初の21周から16周へ減周された。 2周のSC先導の後、ローリングスタートからスタート。#75池田は序盤10位を走り雨足が強くなると、後続に抜かれポジションダウン。しかし悪天候の影響から、上位陣にも各周にクラッシュするマシンが多発。さらに雨足が強くなったレース後半も池田は落ち着いた走りに撤しながらも前を追い続けポイント圏内の6位でチェッカーをうけた。優勝はPPスタートの大嶋。
天候が悪く、スタート進行が中断されたりして、スタート後もコースコンディションが悪かったのでレースも荒れるだろうし、自分もこのマシン、チームで雨のコンディションで走ったことはなかったので決して無理をせずに、冷静にいくよう心がけました。その結果で6位を獲得できたので満足しています。